先生と生徒の関係~親と子のつながり~

先生と生徒の関係_親と子のつながり_

目次

教師と先生の違い

教師_先生

 

子供たちは自分たちが通う学校の教師、教員のことを『先生』と呼びます。

『先生』は職業名としても使われますが、敬称としての用法の方が多いと思います。敬って使う名称です。逆に『教師』は職業名として使う方が多いですね。

昭和の時代の私たちは子供の頃は尊敬の気持ちを込めて『先生』という敬称を使ったものでした。
今でも子供たちは『先生』のことを尊敬しているのでしょうか?
私たちには想像が及ばないですが、子供たちの心には『先生』『教師』両方が存在すると思います。私たちも思い出してみれば、子供の時、個人的にどうしても尊敬できない『先生』もいました。これは好き嫌いもあるとは思いますけど。

ちなみに、『先生』は学校の教師だけでなく、社会的に尊敬されている方々にも使われます。たとえば、学者や医者や政治家、評論家などに使われます。

また敬意がほとんどないのに『先生』と呼ぶ場合もよくあります。『・・大先生』などと言いません?

 

子供と教師の関係

 

私たち親からすれば、学校という公共の施設に子供をあずけているので、基本的には警察や消防署と同じような安心感がありますね。それはその通りです。小中学校の教師は地方公務員ですから。

親は基本的に安心ですが、子供たちにとってみれば、何らかの理由で、

『この先生が好き。』『この先生が嫌い。』となるわけで、

先生だって『この子は好き。』『この子は嫌い。』という感情が出ない訳ではないと思います。

私は基本的に人間も動物だと思っていますので、嫌いな感情は嫌いな表情を作り、それは相手に伝わると思っています。大人は感情をコントロールすることが多少できるのでしょうが、小さな子供たちはそれが出来ないので、ストレートに伝わります。

教師が精神的に大人で、子供の感情を優しく理解してあげて、接してくれれば何の問題もないでしょう。本来『教師』『教員』『先生』は信じるべきです。

しかし教師も人間です。好き嫌いもあるし、機嫌がいい時も悪い時もある。100%信じて子供をあずけるのですが、ひとつ保険をかけておきましょう。

子供と親の日常的なつながりを持ちましょう

親子のつながり

日常的に親子のつながりを持つことです。本当はゆったりした気持ちで毎晩10分から20分位は子供中心でお話しできれば、最高です。

でも10分、20分の時間が取れないんですよね。そして、無理やり時間を作っても急いで、親が主導権を握って会話をしてしまう。

これでは子供は本当に言いたいことがいえません。逆にお説教じみてきて、子供とのつながりどころではなくなってしまいます。

そこで私は交換日記をお勧めします。子供が好きなことを少しでもいいから、毎日日記に書く。それを親が優しく目を通してあげる。これでしたら、落ち着いてみてあげられる。

親はコメントを一言でいいから書いてあげればいいんです。親も子供も安心感ができます。

メールやLINEでもいいんですが、私にはどうもしっくり来ない気がします。自分で書いた文字には感情が現れますから。

私も子供が小学生の時は本当に簡単な交換日記をしていました。学校生活の変わらない日常が毎日書かれていました。

ところが子供が小学校3年生の時、先生の子供たちへの嫌がらせがのことが、日記に書かれていました。内容は控えますが、日に日に嫌がらせの対象の子供の数が増えていったので、学校へ問い合わせをしたことがあります。

すぐに事実関係を調査したらしく、校長先生、教頭先生、担任教師が謝罪に来ました。その後はそのようなことは無くなりました。

このようなことは、めったに無いでしょうが、自分の子供と子供の友達のSOSサインが隠されている場合があります。

ここ数年、小中高の子供の自殺は年間約600人もいるらしいです。

原因はもちろん『イジメ』『親子関係の悪化』『親の行き過ぎた躾』『学業不振』が多いのですが、

その中で、教員の陰険ないじめによる自殺、『指導死』はこの10年間で37人に上るそうです

『指導死親の会』という会もあります。『うちの子に限って、うちの学校に限って。』と誰でも思います。

将来の危険を回避する時、予防対策を立てるときは、一度最悪の状況を設定するとよく言われます。

あまり考えたくないことですが、とにかく子供との会話、つながり、大切にしたいですね。

 

 

 

 

 

 

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