いちごが順調に育っています

目次

いちごの花が咲きました

今作もいちごが順調に育っています。

元気に花を咲かせており、蜂さんも咲き始めた花にどんどん付いています!

この調子で甘い果実がたくさん付いてくれるのに期待です!

殺虫剤の代わりに天敵を入れています

 

いちごの代表的な害虫として、ハダニというダニがいます。

その害虫を駆除する方法として、農薬散布があります。

当菜園ではいちごの病気の治癒や害虫を駆除するために、薬剤散布を定期的に行います。直接お客様がいちごを摘み取り食べますし、ましてや小さな子供たちの来園も多いので、徹底した安全な散布方法を取っています。いちごの登録農薬の使用はもちろん、回数と期間に関しても徹底的に管理しています。

つまり農薬散布の回数には限りがあるため、農薬がかからなかったりかかっても生き残ってしまうダニが存在してしまいます。

ダニは一度発生すると、経験上適正な防除(農薬散布)をしても完全に排除できないとても憎らしい害虫です。

これがハダニです。

ダニの発生から薬剤散布(防除作業)の流れ

ダニの発生 ⇒ 1回目の薬剤散布 ⇒ 大半は死んでしまうが少しだけ生き残る

⇒ 生き残ったダニは1回目の農薬に耐性がついてしまう。 ⇒ 耐性がついダニは1回目の農薬が効かなくなる。

⇒ 2回目の薬剤散布は1回目の農薬と異なる農薬を使用する ⇒ 大半は死んでしまうが少しだけ生き残る

⇒ 生き残ったダニは1,2回目の農薬に耐性がついてしまう。 ⇒ 耐性がついダニは1,2回目の農薬が効かなくなる。

⇒ 3回目の薬剤散布は1,2回目の農薬と異なる農薬を使用する ⇒ 大半は死んでしまうが少しだけ生き残る

⇒ 生き残ったダニは1,2,3回目の農薬に耐性がついてしまう。 ⇒ 耐性がついダニは1,2,3回目の農薬が効かなくなる。

⇒ 4回目・・・(T_T)

そう、きりがないのです。奴らは(ダニたち)は薬剤散布をするたびに、農薬に対し抵抗性をつけて生まれ変わり進化していくのです。そのうち最強のダニになっていきます。まあその前に散布する農薬が無くなりますが。

そこで当社は開園当初から憎っきダニらを退治するために、力強い私たちの正義の味方(笑)天敵を使用します。この天敵は敵(ハダニ)と同じダニ類です。ダニがダニを退治してくれるのです!(^^)!

安全 いちご狩り 天敵

使用している天敵は、スパイデックスと

スパイカルになります。

 

このボトルには天敵が入っていました。

中身は空に見えますが、まだボトル内に天敵が入っているため数日間はベットの上に置いておきます。

こうして天敵を撒いておく事で、ハダニを食べてもらいいちごの成長を助けてくれる上に農薬を撒く回数を減らしてくれるのが天敵の役割と言うことですね。

皆さんの安全のためにも、いちごの成長のためにも欠かせない存在。それが天敵なのです。

 

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