いちご狩り体験~子供と勉強しよう~2

いちご狩り 親子 子供 勉強

目次

いちご狩りへ行って、いちご栽培を親子で勉強しちゃおう!

いちご狩りへいって、美味しいいちごを食べながら、いちご栽培について勉強しちゃいましょう。いちごの杜へいらっしゃった時はいちご狩りをしながら、お子さんにいちご栽培について教えてあげてください。

現在のいちご狩りの温室は、私たちの温室もそうですが、高設栽培が多くなってきています。昔ながらの土耕栽培(土を使い直接地面にいちごの株を植える)ももちろんあります。

まず温室の中へ入って、どうやっていちごを栽培しているか、お子さんに教えてあげましょう。私たちの温室は高設栽培の方式を採用していますので、土耕と違い土を使っていません。

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ロックウールという岩石を細かく砕いて作った繊維質の粒状綿状の培地を使っています。触った感じは石綿のような手触りですね。石綿とは全く異なるものですが。非常に吸水性がよく、また適度に保水します。この中に土の中と同様に植物は根を張ります。

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これは弊社のトマト温室で使用しているロックウールの培地ですが、中を見ると根がぎっしりでしょ。このように白いきれいな根が生えてくれると、上手く栽培出来ている証拠です。

上の写真をみていただくと分かりますが、真ん中に1本黒いパイプが通っています。これでいちごに必要な養分を定期的に送っています。野菜、果物にかかわらず、植物を栽培するのには基本窒素、リン酸、カリの三要素を肥料として使います。

 

肥料の三要素

植物を育てる時の、肥料の三要素とは?
なんとなく、理科で勉強した記憶がある方もいるかもしれませんが。

三要素
1.窒素(N) 葉っぱと茎を大きくします。植物体全体を大きくします。
2.リン酸(P) 花や実のつきをよくして、根を育てます。
3.カリウム(K) 植物を丈夫にして、病気にかかりにくくします。

その他 カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、イオウ(S)などの中量要素やその他微量要素があります。

 

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このタンクで肥料を作って、いちごへ送っています。その日の日照や温度などを考えて、肥料の量を調整します。

 

暖房

温室には暖房設備が必要ですね。冬でも春の環境の室温にしなければなりません。晴れた日は温室ですから自然と暖かくなりますが、天気の悪い日や夜間は暖房で温室内を暖かくしなければなりません。当温室ではLPGガスを使って大きな暖房機3機で暖房しています。弊社では重油は使用していません。環境に優しいですね。

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循環ファン

 
温室の高い位置にいくつもついています。温室内の空気を循環する為に設置しています。
 
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その他いろいろな機器を使用して、温室内の環境管理をして、美味しいいちごを作っています。
『これは何かな?』と思ったら、是非スタッフに質問してみてください。

いちごの直売所あります

色々ないちご