いちごの病気について

いちご 白い粉 いちご狩り

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いちごの病気 気になる白い粉は~うどん粉病~

 

いちご狩りに行って、いちごに白い粉のようなものが、ついていたのを見たことがありませんか?

いちご 白い粉 いちご狩り

これですね。これはいちごの病気『うどん粉病』といいます。いちごの3大病害といわれるものは、炭疽病、萎黄病、うどんこ病です。非常によく見られる病気です。

うどんこ病は基本的に春先によく見られる病気で、いちごの木が疲れてくると出る病気ですが、最近は秋に定植直後から発生する場合もあります。

もちろん食べないでくださいね。うどん粉病がついたいちごの実は早々に取って捨ててしまいますが、取り残しがあるかもしれません。もし見つけたら、食べないでください。触っても、もし口に入れても人体に害はありませんので、そこはご心配なく。

不受精~奇形果~

いちご 白い粉 いちご狩り

見るからに変ですね。これは奇形果ですね。不受精が原因です。不受精というと、いちごの花が咲いても授精をしないでそのまま大きくなると、このように綺麗ないちごの形にならず、変形してしまいます。食べると味は普通のいちごの味です。受粉用のハチが上手く働いてくれなかったり、ハチの数が少ないとこのようになります。食べてのも問題ありません。

 

いちご 炭疽病

 

この病気はいちご栽培農家にとって、一番厄介な病気だと思います。私たちもさんざん手を焼いています。病気にかかると、いちごの木が枯れてしまいます。

いちご 白い粉 いちご狩り

 

原因は今だによくわかりません。急に枯れてしまいます。どうも育苗中に土から感染するようですが。炭疽病は人間やその他の動物が感染する炭疽菌による炭疽症とは全く異なりますので、ご安心を。そもそも炭疽病にかかった株からは果実は取れませんので。

 

いちご~萎黄病~

 

いちご 白い粉 いちご狩り
いちごの葉が委縮して、黄色くなるから萎黄病ですね。この病気には今のところ被害にあった経験はないのですが、いちごの株が枯れてしまいます。やはり果実は収穫できませんね。

いちごも他の野菜や果物と同様、色々な病気や生理障害があります。中には原因が分からず、いちごの木が枯れてしまうことも。

どうしても困った時は各都道府県にある地域農業改良普及センターの普及員の方にすぐに見てもらい判断してもらいます。または種苗会社だったり、農薬会社にも相談します。

私たちの経験からやはり、植物も動物と一緒で健康でないと病気にかかりやすくなります。いちごの杜のいちごの木は多分他のいちご狩りの温室のいちごの木と比べて、太くて大きいと思います。これは強いいちごの木を作りたいから。

健康体は病気にかかりにくい!人と同じですね!!

いちごの直売所あります

色々ないちご