いちご狩り体験~子供の勉強~

いちご狩り千葉 いちごの杜 いちごの勉強

子供と外出して、体験学習と勉強が両立出来れば、グッドですよね。

いちご狩りで体験学習というのはどうでしょうか?いちご狩りはいちごを食べて終わり。なんて勿体ないことはしないで、親子でいちご狩りをしながら勉強するというのはいかがでしょうか。

 

いちご~名前の由来~

 

いちご狩り 体験 子供

いちご狩り園に到着する前に子供とお話ししちゃいましょう。

日本の『いちご』という名前の由来は古代大和言葉の『いちびこ』に由来します。語源的には果実の特徴から名前がつけられたそうです。長い間に『いちびこ』の『び』が略されて、『いちご』になったんですね。

外国での名称は様々ですが、『ストロベリー』の語源はいちごの特徴であるランナーにちなんで、地上を這う(strewed)の古語strawからで、berryは果実です。(ランナーについては後ほど説明します。)

 

いちごは日本ではいつ頃から栽培している?

 

日本へは江戸時代の後期にオランダ人によってヨーロッパから入って来たそうです。今の形のいちごは明治時代の初期に外国人向けで大都市近郊で栽培が始まりました。それから100年ですね。大量栽培が始まったのは、昭和に入って、第二次世界大戦後です。

現在日本で主に栽培している地域はどこでしょうか? 本州の太平洋に面した、宮城県、栃木県、茨城県、千葉県、静岡県、それと、九州の東シナ海に接する福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、これらの9県が主な産地です。この9県で日本のいちごの70%と生産しています。

いちご栽培を子供に教える~かんたんに~

 

いちごの栽培方法は戦前までは、春先から収穫の露地栽培が主でした。その後栽培方法の確立により、大型のビニールハウスやガラス温室でも栽培できるようになります。

いちご温室 いちご狩り千葉

元来、春に収穫の果物のいちごが現在のように冬から春にかけて収穫できるようになったのはどうしてでしょうか?それが日本独自の栽培方法の確立によってなのです。日本独自の栽培方法について子供にも分かり易く説明します。

 

昔の農家さんは考えました。もっといちごが欲しい。食べたい。

 

いちご君はもともと春の植物なので、外で栽培すると冬は大きくなりません。冬は冬眠して眠ってしまいます。

春になって外が暖かくなって、日が伸びると『もう春になった!』といちご君が気づき大きくなって実をつけます。

そこで、春になる前にいちごを取りたいと思った農家さんは、『いちご君をだましちゃおう。』と考えました。

 

ここで子供に質問 『どうやっていちご君をだましちゃおうか?』

 

農家さんはまず、8月の暑い夏にいちご君の苗を、平地の我が家(畑)から山の上の涼しい所へ持って行って、『いちご君、今は冬だよーん。』といちご君を冬だとだましちゃいます。いちご君は涼しいので、まんまと『冬なんだ。』と思ってしまう。この作業が俗に言われる【山上げ】という作業です。

いちご狩り千葉 いちご苗

夏に山上げしていたいちご君の苗は秋に平地の我が家へっ戻ってきます。このころになると我が家は夏も終わり涼しくなっています。すっかり冬を過ごしたとだまされたいちご君を今度は温かいハウスへ入れます。すると、ほーら、いちご君は『冬が終わって、春なんだ。』と勘違いして、元気いっぱいです。

でもこれだけでは足りません。何が足りない?

ここでさらに子供に質問 『いちご君をはるだよー。って、だますには後一つ何が足りない?』

 

答えはお日様、日照時間の長さです。日が短くなるといちごの体内時計は季節を冬に戻してしまいます。ですので、日を長くしてあげる。どうしましょう。

 

もう一つ質問 『ビニールハウスの中の日を長くするには?』

 

カンタン!明かりをつけてあげましょう。日没前からビニールハウスの中に電灯を一杯つけて人工的に日を長くしてあげます。これ【電照】と言われます。

いちご温室 いちご狩り千葉

冬の時期のいちごの温室では、夕方から夜にかけて明かりが灯っています。今度是非確認してくださいね。これで完了。

いちご君は冬を越して春になって9月~5月位まで長ーい春を過ごして、一生懸命花をつけ、実をつけます。農家さんもしてやったり!  めでたし、めでたし。という感じでしょうか。

大分はしょっていますが、子供にお話しするには十分でしょう。『お母さん、スゴーイ物知り。』って声が聞こえそうです。

ちょっと専門的に言うと、苗の花芽分化の休眠打破または休眠回避、電照、被覆下での日長や温度の環境制御などの技術ですね。これらの技術が確立されて、いちごの大型温室やいちご狩りの温室が可能になり、日本で冬でもいちごが食べられます。この他にも日本のいちご栽培には特別な技術が沢山ありますので、ご紹介は次の機会で。

いちごの直売所あります

色々ないちご