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暑さ寒さも彼岸まで
3月も近くなってくると、大分暖かくなってきます。この2月から3月は季節の変わり目で、天候も安定しません。
よく『暑さ寒さも彼岸まで。』と言いますが、本当にその通り。
いちごを栽培していて、お彼岸を境に温室内の暖房の制御がはっきりと変わります。トマトといちごの栽培を始めてから、毎年そう感じます。
よく、『今年は例年よりも寒い。』とか『今年は例年よりも暖かい。』とか言いますが、結局おおよそお彼岸を境に四季は変わっていきます。
三月の春分の日を境に春が訪れ暖かくなってきますし、九月の秋分の日を境に秋が訪れ、涼しくなってきます。これはまず間違いないです。
春になると植物も元気に
またこの時期は植物も活性化してきて、どんどん元気になっていきます。
いちご達もどんどん大きくなって実を沢山つけ出します。お日様の光が強くなり、暖かくなってきて、ほっといても成長します。
2月末現在でもこのように真っ赤ないちごが沢山。糖度も上がって甘くて最高の状態です。
私たちの温室『いちごの杜』では遊歩道があり、そこには開園当初に当社の会長が植樹した桜の木が何本もあります。丁度このお彼岸からその後くらいに桜が咲きます。千葉県ですから、東京の桜の開花よりも少し遅めでしょうか。
いちごの杜の遊歩道にある桜の木です。温室の裏側です。
今までは私たち家族でだけ楽しんできましたが、そろそろ桜の木も大きくなってきましたので、お花見の季節には是非当温室へ遊びに来ていただいて、お花見をしていただければと思います。
お弁当持参で、ご家族でちょっとしたお花見気分を味わってみてはいかがでしょうか!
これは数年前に桜の木の下で撮影した家族写真です。
2018年のお彼岸は?
春のお彼岸は春分の日をはさんで、前後三日ずつですから、今年(2018年)のお彼岸は3月18日(日)~3月24日(土)です。
春分の日は昼夜の長さが同じで太陽が真西に沈むため、仏教で西の遥かかなたにあるといわれる極楽浄土にちなんで、仏事をするそうです。
『彼岸』とは仏教用語で向こう側の岸という意味です。一切の悩みを捨てて、悟りの境地に達することをいうそうです。ちなみに、生死の苦しみに迷う現世が『此岸(しがん)』です。
この仏教思想に、日本古来の祖先信仰が合わさって、祖先を供養し、故人をしのぶというお彼岸の行事ができたといわれます。
皆様お彼岸のお墓参りが済みましたら、是非当いちごの杜へお越しください。
いちごも桜も皆様をお待ちしております!